性能について

Q&A

事例集

性能について

食品機械用

食品機械用グリース、オメガ78と他社製品の耐荷重(ASTM3233)性能比較

オイル性状   試験法 omega78 S社 Y社
耐荷重(ファレックス) lbs ASTM3233 1870以上 760 1080

国内分析機関によるテスト

【所見】
S社の耐荷重性能は760と低く、Y社の1080は低い値ではないですが、比較するとオメガ78の耐荷重性能が非常に高いです。
オメガ78は極圧添加剤が多く含まれているものと思われます。

ギヤーオイル、オメガ690と他社製品の代表性状比較

  OMEGA690 国産A 国産B  
粘度 SAE80W90(ISO VG 150) ISO VG 150 ISO VG 150  
密度@15℃ g/cm3 0.910 0.897 0.8915  
動粘度@40℃ 166 154 150.4  
動粘度@100℃ 16.4 14.7 14.75  
粘度指数 103 95 97 ※1
全酸価 mgKOH/g 4.8 0.8 0.56 ※2
流動点 ℃ -28 -12.5 -12.5 ※3
銅板腐蝕(100℃ 3h) 1 1 1  
ティムケン合格荷重 kg 35 25 ※4

※1 オメガ690は粘度指数の数値が高いという事は温度に対する粘度安定性が良いので、粘度変化が少なく安定したエネルギーで機械を運転できます。

※2 オメガ690は全酸価の数値がずば抜けて高い数値になります。これはオメガ独自の耐酸化防止剤によるもので、オイルが酸化しているという数値ではありません。オメガ690は酸化による腐蝕を防止し、オイル交換の時期を伸ばし良い状態で長期間の使用が可能です。

※3 寒冷地や冬場の気温が低い時に機械を運転する場合、国産A・Bは共に流動点が-12.5℃の為オイルが硬く成りやすく機械設備に余分な負荷が掛かる為、通常よりも多くの運動エネルギーが必要だと考えられます。逆にオメガ690は流動点が-28℃と国産A・Bに比べて2倍以上の温度域を持っている事と粘度指数が高い為に、オイルが硬く成りにくく運転エネルギーのロスが少ないことを考えますと省エネ効果も期待できます。

※4 オメガ690はティムケン合格荷重の数値が高いのは、優れた極圧添加剤によるもので、苛酷な産業機械のあらゆる種類のギヤーに掛かる荷重にも耐えることが可能に成ります。また衝撃や摩擦摩耗から金額表面(ギヤー面)をしっかりと保護しますので、メンテナンスの時期を延ばし、遊休時間を減らす事によって生産性のロスを低減します。

PAGE TOP